2008-01-01から1年間の記事一覧

下浚い〜リハーサルと呼ばないで〜

今日は日舞の下浚いの日でした。 本格的に長唄とあわせたり、鬘(かつら)や衣装をつけて稽古をします。 いや、私は鬘はつけたりしませんが・・・ 私は主に、長唄の録音係。 デッキのボタンをぷちっと押す大役です。 日舞といってもいろいろあり、蝶々の模型…

お太鼓結び

明日は、日舞の発表会の下ざらい(リハーサル?)です。 そうなんです。 なんと、これほどのダンス音痴の私が日舞の発表会に出るのです。 恐ろしい。 場所は、なななななんと国立小劇場。 妹には国立劇場に対する冒涜では!なんて、呆れられてしまいました。…

セックス・アンド・ザ・シティ

合宿の感想はもう少し待ってください。 「セックス・アンド・ザ・シティ」の映画を観てきました。 ドラマシリーズは大好きで、よく妹と一緒にテレビで観ていました。 ドラマの題名が示すとおり、きわどいテーマのときもあるのですが、全然いやらしくないです…

夢をかなえる

昔の知り合いがミュージカルに出る。 彼はずっとミュージカルをやりたいと言っていたので、なんだかうれしい。 夢をかなえた人の話を聞くと元気が出る。

やりなおし

私は、人一倍まじめである。 約束は守る。 時間には遅れない。 宿題は忘れない。 誰にも認められることはない。 それでも必ず見ている人はいる。 そう信じていた。 しかし、そんな日々が、一体何になったのだろうか。 誰もほめてくれない。 もっと要領よくや…

夢の跡

ある事情で、大量に本を売ります。 演劇関係以外の本はほとんど売ることにしました。 小説以外に多いのは「運がよくなる方法」などの啓蒙本です。 おかげで運がよくなりました。 ありがとう。 よく「古いものを捨てると新しいものが入ってくる」と言いますが…

誕生日

今日は、誕生日です。 この日を迎えられたことをうれしく思います。 すべてが勉強です。 これからも毎日、新鮮に前向きにがんばっていきたいと思います。 誕生日は、この年になってもうれしいですものです。 六月が始まったときからわくわくしていました。 …

筋肉もりもり

スポーツジムで体重を量る。 体重が2キロ増えた!と思ったら、筋肉が増えているらしい。 私は神に見離された運動音痴だが、筋肉を増やすことはできるのだ。 目指せ!マッスルミュージカル! ・・・は無理としても、せめて、舞台で恥ずかしくない体に・・・

たよるとはたよらるるとは芒かな

先日、文学座の「風のつめたき櫻かな〜久保田万太郎作品集より〜」(平田オリザ作・戌井市郎演出)を観る。 紀伊国屋サザンシアターにて。 近未来、東京に大地震が起こる。 なんとか全壊をまぬがれた喫茶店「ライン」に、様々な人々が集まる。 熟年のベテラ…

いやらしい女たち

劇団アルターエゴの「ベルナルダ・アルバの家」を観る。 母と五人の娘たちの物語だ。 暴君のように君臨し、娘たちをがんじがらめに家に縛り付ける母。 自由を求めながらも、結局は母の支配下に置かれている娘たち。 しかし、長女に結婚話が持ち上がったこと…

無人島で生きるよりも困難なこと

映画「ロビンソン・クルーソー」をビデオで観る。 ある事情で参考資料として観たので内容にはそれほど興味がなかったのだが、これがものすごく感動的だった。 子供の頃にはみんな必ず読む「ロビンソン・クルーソーの漂流記」。 無人島に漂流した主人公が、大…

読書は人生を豊かにするのか?

「ジェイン・オーティンの読書会」という映画を観る。 私自身、ジェイン・オースティンは未読。 もちろん、読んでいたらもっと楽しめるが、知らない人間にも十分に面白い映画だった。 「読書会」というとなんだか知的でハイソな集いに響くが、もっと気軽でざ…

上を向いて歩こう

いつも行くスポーツジムの「歩く」講座を受ける。 歩き方といっても、実践よりも主に座学が中心のものだった。 せっかく動きに行った場所で、わざわざ座学を受けるというのも・・・ 体で覚えるという感覚がよく分らず、頭でまず理解してからでないと動けない…

当たり前のことをちゃんとやる

何度か代表や日野さんのブログにも登場したが、遅ればせながらNHKの「プロフェッショナル」という番組に感化されている。 ビデオも借りるくらいはまっている。 様々な職業のプロフェッショナルを追ったドキュメンタリー番組だ。 つい先日、パティシエの杉…

山口県に行ってきました

山口県に行ってきました。 実は、大学時代の合唱団以来の長年の友人が住んでいるのです。 会うのはもう、何年ぶりでしょうか。 大学の卒業以来、長年にわたって文通をしています。 「いまどき 文通?!」 と彼女の職場の60歳の女性にまで驚かれたそうです…

人生のレシピを作ろう

いい映画とは、分りやすい、誰でも知っているようなメッセージをいかにおしゃれに、納得できる形で伝えることができるものだと思う。 「幸せのレシピ」はそんな映画だった。 主人公ケイト(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)は女シェフで自分の店を持つ成功者…

佐渡裕氏に会う

妹の出身校である堀川高校が100周年をむかえる。 今日はその記念コンサートが京都コンサートホール(北山)で行われた。 その記念コンサートで、あのバーンスタインの最後の弟子、佐渡裕氏が指揮をするというのだ。 彼も堀川高校出身なのだ。 氏のファン…

「恭しき娼婦」千秋楽を迎える

「恭しき娼婦」公演が終わりました。 来て下さった皆様、本当にありがとうございました。 様々、声をかけていただいたお客様、ありがとうございます。 本当にうれしかったです。 終わってすっきりするかと思いきや、もっとああすればよかった、こうすればよ…

ひっそりと咲く花のような・・・

「恭しき娼婦」、明日はいよいよ千秋楽です。 私は受付等、様々な裏方をやらせていただいています。 素晴らしい出来だということはお客様の口から、また演出から漏れ聞きます。 演出の彩乃木さんが本番ごとに気になる点を返し稽古したり、また言ったりするの…

神聖な舞台

ついに、「恭しき娼婦」が劇場入りしました。 劇場にあるパネルをたてる以外は、本当に何もないきわめてシンプルな空間です。 しかし、音や照明が入った途端、俄然、劇場の温度が急上昇しました。 単に暑いんじゃないですよ。 もう、空間自体が物語りを持っ…

手作りパワー

「恭しき娼婦」で使う物のため、先日、(3度も!)日暮里に行きました。 日暮里は繊維問屋街です。 桜並木の下で、多くの人が争うように生地を探していました。 1メートル100円から、という信じられないような安さで売られています。 バーゲン品を探す…

花を咲かせるまで

「恭しき娼婦」の稽古場で。 「自分の言葉(台詞)で相手がどう反応するのか、それをただ見ていればいい」 毎回、彩乃木さんが稽古中の出演者に言われることですが、それは本当に難しいことです。 どうしても、「こう考えて台詞を言いたい」などということに…

何ができるか

主演映画「モンゴル」についての浅野忠信さんの言葉。 「できないことより、何ができるかを考えていた。不安を乗り越え、自信をもらえた現場でした」 (朝日新聞4月3日 夕刊) 撮影現場は多言語が飛び交い、シャワーの出も悪いような過酷な環境。 モンゴル…

貴金属の世界

今日は「恭しき娼婦」のために、あるアクセサリーを探しに、上野のアメ横へ。 初めて行きました。 実にたくさんのアクセサリーショップがあります。 アクセサリーショップのお兄さんに次々と話しかけられ・・・ ものすごい興味のある人だと思われてしまった…

大事なあるもの

最近は入浴剤にこっています。 「温泉」、「薔薇の香り」、「牛乳」、また、「おみくじ」ができるもの、「おもちゃ」が出てくるものなどいろいろあります。 以前「ゼリーの湯」に入ったら、お風呂の中で滑って転びました。 お風呂も命がけです。 リラックス…

春風を集めて

今日は寒かったですね。 せっかく暖かくなったと思ったのに、この季節は分りません。 明日はエイプリールフールです。 友達は、時計を一時間進めて家族を混乱させたことがあるそうです。 楽しい嘘ならつきたいものですが。 「恭しき娼婦」に関わっている関係…

大きく息を吸って

「恭しき娼婦」、稽古中です。 いまさらながら、稽古を見ていて芝居は呼吸だということを実感。 台詞を様々なテクニックを使って言うことよりも、豊かな発声よりも、芝居は呼吸ひとつで変わります。 私は普段からも会話の空気がなかなか読めません。 最近、…

水の結晶

暖かくなってきました。 調べ物のため図書館に行ったら、桜の花が満開に咲いていました。 そこに雨です。 美しいものはあっという間に散っていきます。 「恭しき娼婦」は密度の濃い稽古が行われています。 リッジーの日野さんと、フレッドの鈴木浩史さん。 …

何もない空間

今日は「恭しき娼婦」を途中で止めながらも通していきました。 本番まで、約二週間です。 黒人差別が根強く残るアメリカ南部で、北部から来たリッジーが直面する厳しい現実、というヘビーな内容ですが、「笑劇」と称されています。 なぜ?どの部分が? 興味…

柱からつらまでは9尺です。

「恭しき娼婦」、稽古真っ最中です。 稽古場から見えたのは梅だったのでしょうか。 今日はいいお天気でした。 しかし、朝は寒いのでついつい厚着をしてしまいます。 春服はまだ寒い。 本当に春物の服というのはいつ着ればいいのでしょうか。 稽古を始める前…