2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

出会いがいっぱい(ハート)

風邪が流行っている。 先日行った近所の定食屋さん(行列ができるほど流行っているがあまり体裁は構わないところだ)では、レジ近くにずらりと風邪薬が並んでいるのを発見。 痛々しい。 コンビニの店員さんもマスクをしながら接客。 痛々しい。 かくいう私も…

しゃべれどもしゃべれども

しゃべれどもしゃべれども (新潮文庫)作者: 佐藤多佳子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2000/05/30メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 60回この商品を含むブログ (296件) を見る この本は「タイタス・アンドロニカス」の稽古中、随分励みになった本だ。 主人…

誰も望まない方向

「タイタス・アンドロニカス」が終わった。 日記の題名も元に戻した。 町はすっかりクリスマスモード一色だ。 アルバイト先に行くと24、25日が壊滅的に人がいないという掲示がある。 私は「オールフリー」と予定を出した。 風邪を治すかマッサージに行く…

「タイタス・アンドロニカス」無事千秋楽を迎えました。 観に来てくださったお客様、また、来ようと思ったけれど来られなかった方々も含めて本当にありがとうございました。 遠方ゆえ、行きたいけど行けない、次回は是非、とおっしゃってくださる方も多く残…

劇中で私はピアノを弾かせていただいている。 ピアノという楽器は一日弾かないと三日分、下手になる。 一日弾かないだけで、薬指と小指の筋力が明らかに衰えているのが分かる。 しかし、なかなか仕込みなどで本番前の日程にピアノを弾くのはとても難しい。 …

昨日は劇場である川崎ファクトリーに泊まった。 夜中に一人で、24時間開いているお店へ劇中食料の買出しへ。 川崎の星はきれいだった。 あまりにも美しくあまりにも哀しい。 今だけは芝居のことを忘れよう。 何か心が浮き立つことを考えるのだ。 星空を見…

「タイタス・アンドロニカス」の上演が始まって以来、私の指は赤い。 そうなんです。 あの不気味な料理の数々を作っているのは私と勝木さんです。 今日は血の濃さをスプーンでとろとろとやりながら見ていたら、タイタス役の菊地さんに「あやしいねえ」と言わ…

ようやく、半分公演を終えた。 ようやく、スタッフ作業も落ち着きスムーズに動けるようになってきた。 裏で、ドアの介錯などが滞りなくさっと行われている様子が気持ちいい。 最初はぎこちなかった集団も、それぞれがそれぞれの部署で自分の役割をしっかり果…

「タイタス・アンドロニカス」の劇中で私はピアノを弾いている。 ありがたいことだが、私はピアノがとても下手だ。 ただ、ちょっと楽譜が読めて音が取れて弾けるという程度だ。 技術がない。 心が出せない。 弾きたい音が出ない。 世の中には、もっとうまい…

「タイタス・アンドロニカス」の本番が続いている。 それにしても、どこの世界でも新弟子修行というのはこれほど厳しいものなのだろうか。 なるほど、大相撲は相当厳しそうであるが。 朝はみんなの集合時間よりも2時間前に行き、舞台で使う料理の準備。 集…

「タイタス・アンドロニカス」昨日、初日が開けました。 観に来てくださった方、本当にありがとうございます。 直前まで、みんな準備に忙しく大変です。 「誰か手があいている人いない?」と叫んでも誰も返事をしないような状態です。 気がついたら今日も私…

明日がいよいよ初日です。 なんかこの時期もうばたばたして休憩中はあれをやらなければ、これをやらなければと考えてもういっぱいいっぱい。 気がついたらただうろうろしているだけの人で、アーロン、マーカス役の戸谷さんに「あんた出たり入ったりしてるけ…

はあ・・・もうくたくたです。 昨夜は劇場で徹夜でサターナイナス皇帝の衣装の装飾を作っていたのですが、なんと縦横間違って縫い付けてしまいました。 それでもなんとかなるかと、昼間からの場当たりまでずっと苦心惨憺していたのですが結局ボツに・・・ 何…

「凶」なんかに負けない

昨日は稽古が休み、公演関係の買い物で浅草へ。 せっかくだから浅草寺へお参りに。 おみくじを引くと当たり前のように「凶」が出る。 だいぶ前もそんなネタを書いた気がする。 前も浅草寺で凶を出した。 そういえば、最近コンタクトレンズを失くしたり、家の…

昨日、どうやったらチャンスの時に全力を尽くせるのかということに悩んでいたが、今日その答えが出たような気がする。 思えば、今までチャンスだというときに何もできなかったというように昨日書いたが、果たしてそうだっただろうか。 今までチャンスすらこ…

今日、たまたま帰りの電車で知り合いと会った。 彼女はナレーターだが、所属事務所がつぶれたりなどいろいろと苦労しているようだ。 「夢がかなう前が一番楽しいですね、どうしようかなと考えたりするときが。その夢が実現しはじめて進みだすと悩むことばか…

すべての場面が芸術です

今回の公演の準備のひとつとして、ピーター・グリーナウェイの「ZOO」を観る。 ヒントは音楽です。 今回の公演、「タイタス・アンドロニカス」のためになんだか変な映画ばかり観ている気がする。 「サテリコン」も相当変だった。 妻を白鳥との交通事故で亡く…

「タイタス・アンドロニカス」は諸事情により劇場となる川崎ファクトローが使えず、昨日今日と参宮橋のレインボースタジオで稽古しております。 少々狭いですが、川崎ファクトリーでは袖でスタンバイしていると、その間の稽古が見えなかったりするんですね。…

役がなくなる

今、死んでしまいたいほどの絶望感に襲われている。 今回もっともやりたかった「タイタス・アンドロニカス」の道化役をできなくなった。 なんだろう。 状況からいって降ろされたという言葉は正しくないのかもしれない。 私はたぶん、できなくて自ら降りたの…

排除された否定を抱きしめたい

今日は稽古が休み。 部屋を片付けていると9月に上演した若手自主公演「アンダンテ」の台本が山のように出現。 「夢」とどうにもならない「現実」と苦闘した日々を思い出す。 自分の、他の人のプラスな部分もマイナスな部分も懸命に見つめて描きたかった。 …

ブログをお休みしてすみません。 今週は稽古場に泊り込んだりすることが多かったので、申し訳ないです。 昨夜は明け方の5時まで「タイタス」出演者とあれやこれや語り合っていました。 なごやかに語り合っていましたとも。 もっとしっかりやれと檄を飛ばさ…