水の結晶

 暖かくなってきました。
 調べ物のため図書館に行ったら、桜の花が満開に咲いていました。
 そこに雨です。
 美しいものはあっという間に散っていきます。

 「恭しき娼婦」は密度の濃い稽古が行われています。
 リッジーの日野さんと、フレッドの鈴木浩史さん。
 前半、舞台には二人だけしかいないのに、めまぐるしく動くドラマにどきどきします。
 こんなに生き生きとした人間の感情が台本の中に織り込まれていたのだと、稽古を見るたびに新たな発見があります。
 
 

水は答えを知っている―その結晶にこめられたメッセージ

水は答えを知っている―その結晶にこめられたメッセージ

 稽古が終わった後は、水の結晶の話などをしています。
 「水は答えを知っている」という本では、瓶に入れた水に「ありがとう」と書いた紙を見せると美しい結晶を作り出す、と書いてあります。
 また、その写真も載っています。
 反対に「ばかやろう」などと書いた紙を見せると、壊れた結晶になります。
 驚くべきことに、もっとも壊れた結晶になるのは無視することだそうです。

 人間の体内は70%が水で占めています。
 人間も同じです。
 
 常に感謝の気持ちでプラスの言葉を使っていれば、体内に美しい結晶を作り出すことができます。
 
 どれだけ体内の水の結晶を美しくしていられるか、そんなことを考えることが舞台が成功する秘訣かもしれません。