セックス・アンド・ザ・シティ

 合宿の感想はもう少し待ってください。
 
 「セックス・アンド・ザ・シティ」の映画を観てきました。
 ドラマシリーズは大好きで、よく妹と一緒にテレビで観ていました。
 ドラマの題名が示すとおり、きわどいテーマのときもあるのですが、全然いやらしくないです。
 ニューヨークに住む4人の女たちが、いろいろな男たちとつきあい、様々な葛藤を繰り返します。
 観ていたときは「なんでこの人たちは次々と変な男とつきあうのだろう」と思っていました。
 しかし、年数を経て、彼らは「たいして変でもない」と思うようになってきました。
 人間同士、深く知るにつれ、(自分にとってのということも含めて)相手の変な部分がたくさん見えてきます。
 そんなことを凝縮してあるだけなのかなあ、とも思います。



 映画を観てあらためて思うことは、「大変なとき」も「うれしいとき」も、積極的にそばにいようとする4人の友情関係が素晴らしい。
 相手が大変なときは、雪の中でも、夜中でも、仕事があっても、なんとかして相手のそばに飛んで行っちゃう。
 大変なことをいつの間にかジョークにしているのもいいなあ。
 友達でも、いや、だからこそ、わあっと言いたいこと言ったりして、私の口癖の「まあまあ」とかいう曖昧な言葉を使ったり、適当に笑ったり、とかしないんだろうなあ、とか考えました。
 
 
 合宿で、人は「相手と深く関係することは疲れることだ」と勝手に決めてかかっているんだ、というような話になりました。
 でも、実は、もっとエネルギーがわいてくる行為なんですね。
 そんなことを考えさせる映画でした。