「恭しき娼婦」千秋楽を迎える
「恭しき娼婦」公演が終わりました。
来て下さった皆様、本当にありがとうございました。
様々、声をかけていただいたお客様、ありがとうございます。
本当にうれしかったです。
終わってすっきりするかと思いきや、もっとああすればよかった、こうすればよかったという思いでいっぱいです。
それは出演したときもスタッフでも一緒なのですね。
しかし、たくさんのお客様の感動している姿を見て、本当に良かったと感じております。
もちろん、チケットを買って来て下さったお客様もたくさんいらっしゃいましたが、突然、通りすがりで来て下さったお客様、ちらしを配っている姿を見て来て下さったお客様もいらっしゃって感謝の気持ちでいっぱいです。
また、私の知り合いで「初めて舞台を観た」という人が大変感激して帰って行かれました。
劇場から出るのも惜しそうでした。
少しでも、観劇人口を増やすことに貢献できたのはうれしいことです。
私事になりますが、今回も私の両親が来てくれました。
私が出演しないのに、わざわざ京都から来てくれたのです。
実は母は最初、「なぜ、私が出ないのに行かなくてはならないのか」と渋っておりました。
さらに、日野さんの脱ぐことについても、「見たくない」と拒否感情をあらわにしておりました。
しかし、実際に舞台を観て、「(日野さんの裸は)芸術として昇華されていた」と感激しておりました。
父は「感動した」と一言アンケートに書いて帰っていきました。
小泉元首相のようです。
気持ちは早くも次回公演に向かっております。
今回以上の感動を与えることができますよう、精進してまいりたいと思います。