シェイクスピア

ここのところシェイクスピアをほぼ毎日のように読んで感想を書いているが、結構はまってきた。 昔、とにかく「全部読みました」と言うだけのために読んでいた時期がある。 それはそれで楽しかったが、再読して話を知っていてもなおかつ面白いというのはやは…

あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 今日は「ヘンリー四世 第一部」を読む。 これは、シェイクスピアの登場人物中最も有名な男、フォールスタッフが登場する作品だ。 際立った肥満、酒飲み、女好き、とにかく洪水のように台詞を…

今日は大晦日です。 大晦日も新年も、同じようなスケジュールで過ごしておりますが、やはり気持ちが新たになります。 失敗、未熟さ、過ち、至らなさ、後悔・・・そんな思いを抱えてこの一年を過ごしました。 しかし、人間はまた新しい気持ちやりなおすことが…

「ペリグリーズ」に友達の知り合いが出演するらしい。 というわけで今日は「ペリクリーズ」。 これは正直、どういうふうに書けばいいのだろう、と悩む作品だ。 「一冊でわかるシェイクスピア作品ガイド37」によるとシェイクスピアの「ロマンス劇」の最初の…

今日読んだ作品は「じゃじゃ馬ならし」。 この作品、ペトルーチオが、食べさせない、眠らせない、といったいささか強引すぎる方法でじゃじゃ馬キャタリーナを従順な妻にするという筋書き。 男が力づくで女を従わすというフェミニストの目の敵になるような物…

週に一度の研究センターも冬休みに突入した。 冬休みの間はシェイクスピアの作品をできるだけ読み直そうと決めた。 第一弾は「から騒ぎ」。 なぜこの作品を手に取ったか、というと次回公演の候補作のひとつであるということ。 映画の印象も濃く、まずはとっ…