影ならばこそ

 私は、中心や太陽の当たる場所には縁のない地味な人間だ。
 何も芝居では主役だけが必要なわけではない。
 影があるからこそ光がある。
 
 それでも、こうやって地道にブログを書き連ねていることで見ていてくれる人がいる。
 たまにコメントをくださるあーでんの森さんもそうだ。
 あーでんの森さんのブログに私の演じた召使の演技に触れてくださる箇所があり、とてもうれしかった。
  http://members2.jcom.home.ne.jp/0132012801/2009/2009_016.html
 以前、お会いしたとき「不器用でもなんでもがんばっている姿は、見ていてくれる人が必ずいるから」というお言葉をかけていただき本当にうれしかった。
 
 
 今日は芝居が終わって、初めて日舞のお稽古に行った。
 偉いもので、2ヶ月ほどブランクはあったものの、やっていた踊りはほとんど覚えていた。
 思い出すだけでなく、以前よりも早く体に踊りが入っていくように感じた。
 「積み重ね」の重みが分る。

 
 また、一歩づつ進んでいこうと思う。
 見ていてくれる人のためにも。