春合宿



 「ヴェニスの商人」劇場入り前の3泊4日間、有志メンバーで三浦海岸まで春合宿に行ってきました。
 写真は、宿泊所近くの食堂での食事の様子です。
 私はダイエット中にも関わらず、ミックスソースカツどんを注文。
 ご飯の上にミンチかつ、コロッケ、春巻きが乗っていました。

 横にいるのは今回のキャストメンバーの一人、若手のホープ、秋山君です。
 最初の写真は「え?これを食べるのですか?いいんですか?」と言っている写真。
 次の写真は「うわあ!食べちゃったよ」という写真です。
 ダイエットを応援してくださった後藤さんをはじめ、キャストメンバーの皆々様、本当に申し訳ありません。
 欲望に負けてしまいました

 ものすごくおいしかったです。
 
 秋山君はこの後、食堂のおばあちゃんの、思いやりあふれるサービスに感動して泣いていました。
 安くて、おいしくて、量も多く、おばあちゃんも優しくて、本当にいいお店でした。


 本番前なのに、いや、だからこそ、みんなで思いっきり笑って、遊んだ合宿でした。
 
 一番辛かったのは、内輪受けの余興を考えていた時間。
 余興の稽古なのに、「自分にができないことを思い知ったほうがいい」「余興がやれるのは、基本的なことがちゃんとできる人だけ」など彩乃木さんの厳しい駄目だしを受け、ものすごい挫折と敗北感を味わいました。 
 何度も言いますが、「ヴェニスの商人」の舞台稽古ではなく、余興の稽古です。さらに、何度も言いますが本番数日まえです。
 余興の稽古なのに夜中、4時間以上の時間を費やしました。
 敗北感を味わう中、男の中の男、真鍋君が「もう一度やりましょう」と言ってくれたことで、打ちの目にされた時間が動き出しました。
 真剣な中にも「遊びながら」作ること。
 自分が楽しくなければ、楽しいものが作れるわけがないのです。
 余興を作り学んだことが、本番の舞台にもこれから先の舞台にも生かされるに違いありません。
 合宿ならではの、濃厚な時間でした。


 「一緒に過ごすことができて良かった。ありがとう」と毎日、メンバーに感謝する合宿でした。