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マラソンで不安なのは、「制限時間に間に合うか」「長時間走り続けていられるか」の不安が大きい。
もちろん両方クリアできれば、一番いいのだが、まず、「長時間〜」のほうに挑んでみた。
とりあえず、ランニングマシンの速度をいつもより遅くして、普段の倍の時間走る。
途中、ものすごくきつかったが、何とかクリアできた。
それでも、まだ9キロくらいしか走れていなくて、ハーフマラソンでいうと半分も走れていない。
500キロカロリーを超える、今まで見たこともないようなカロリーが消費されている。
「私にしては」上出来だが、それでも、まだ全然、目標からは遠い。
この「私にしては」がとても曲者だ。
思えば人生でこの「私にしては」が邪魔してきたように思う。
「私にしては」がんばった、「私なりに・・・」
世の中には、たぶん、百万人くらいは自分よりがんばっている人がいる。
正直、あせる。
しかし、たぶん、「よし、よくがんばった」なんて日は永遠に来ないのだ。
「まだ、駄目だ」と永遠に思い続けるに違いない。
それでももっと、速く、速く、走り続けよう。