「うやうやしき」と読みます

 「恭しき娼婦」はアメリカ南部のある町が舞台です。
 しかし、なぜかしらこの戯曲のテーマ曲を考えると、ラヴェルやサティのフランス人の作曲家のピアノ曲が浮かびます。
 書いたサルトルがフランス人だからでしょうか。

 今日は昼間は暖かかったのに、夜は肌寒い日でしたね。
 この時期はいつも何を着ていいのか分りません。

 今日は稽古は休みでしたが、一日中外に出ていました。
 朝は、お世話になっている日舞教室にチラシを渡し、昼は劇場へチラシの折こみ。
 夜は、芝居をやっている友達に、彼女の通っている芝居教室にチラシを配ってもらうようお願いをする、という宣伝の日でした。

 
 チラシを渡したときによく聞かれるのが芝居の題名の「恭しき」をなんと読むのか、です。
 「うやうやしき」と読みます。
 美しく品のある、それでいて芝居において重い意味を持つ(広辞苑には「礼儀にかなって丁重である」と載っています)言葉ですが、今ではあまり使わない言葉ではあります。
 こういった美しい言葉を伝えていくのも芝居における重要な意味なのかもしれません。