新たな気持ちで

 大変長い間、ご無沙汰して申し訳ありませんでした。
 
 このたびの、「タイタス・アンドロニカス」についての記述については大変失礼をいたしました。
 ここに、あらためてお詫び申し上げたいと思います。

 また、ブログに書いていた「シェイクスピアの作品の感想」も中途半端に終わっていること、本当に申し訳ありません。
 現在、公演準備中につき大変多忙なため、落ち着いてからまた考えたいと思います。

 
 今日から3月です。
 まだまだ風も強く、肌寒い日が続いております。
 もうすぐ、入学式や入社式が始まります。
 フレッシュマンたちが町を新しくしてくれることでしょう。
 私も気持ちを新たにがんばりたいです。

 このたび、「ASC研究センター」から「あやのぎ塾」に変わり、私も一月からそこで学ばせていただいております。
 先日はシアターディベート(特定のトピック、論題、に対し、肯定・否定の二組に分かれて行う討論)を行いました。
 論題は「「恭しき娼婦」においてリッジーは人間的尊厳を大切にしている」です。
 「恭しき娼婦」とはサルトル作の、4月に行うASC公演の題目です。
 リッジーは主人公の娼婦です。

 
 私は肯定派として戦いましたが、残念ながら負けてしまいました。
 ディベートは資料作り等、準備が本当に大変です。
 何よりも精神的に「ああ、来週はディベートだ」という大きな負担がかかります。
 「討論をする」ことに慣れていないからかもしれません。
 勝敗を決められるというのもプレッシャーです。
 
 しかし、不思議なもので、ディベートが終わると「次はがんばろう、次こそ勝とう」といつの間にか次の機会を楽しみにしている自分がいます。
 
 学ぶ喜びを大切にして、また、一歩づつ歩き続けていきたいと考えています。