はい、深呼吸
今日の出かける前の出来事。
家をでようとして「あ、チラシ持って行くの忘れた」(会う人にチラシを渡す約束をしていました)
ここで玄関に戻る。
そして、再び出ようとして「あ、鍵忘れた」
再び玄関に戻る。
またまた出ようとして「あ、財布忘れた」
やっぱり玄関に戻る。
で、さらに出ようとして「あ、めがね忘れた」(普段はハードコンタクトなのに、昨夜なくしてしまった。ハードというのはなくすと大変・・・)
で、また出ようとして「あ、手帳」
なんか、誰も見ていないのに一人コントやってもなあ・・・
家を一歩出るにも一苦労です。
今日は、稽古が休み。
リラックスについて考えた。
力を抜くことこそ演技への第一歩。
どこにも力の入っていないプレーンで白紙な状態があってこそ、ほかの登場人物の人格を作っていくことができる。
しかし、私は常に肩と首が緊張している。プロのマッサージの人が驚くくらいものすごくこる。
稽古中はもちろん、休憩中、電車の中でもそうだ。
常に気を使って生きている。
しかし、私はどこかを緊張させている状態のほうが自分が落ち着くのではないかと考えた。
もちろん、どこかが常に緊張していると、思ったように動けないし見た目もよくない。
そこでキャラクターを持ってしまうので、違う人間を演じることができない。
自分が緊張しているのは、他人のためではなくて自分のため?
自分にとっても他人のためにもよくないじゃないか。
ASCの舞台ではそのキャラクターではなくプレーンな状態でそれでも劇的テンションを持ってそこに立っていて舞台で起こっていることを見ていてください、と言われることがある。
そこからじょじょにパーセンテージが増えて登場人物になっていったりもする。
劇的テンションを持って!
そう言われるとものすごく緊張してしまう。
ただ、立つことが「どうしよう!?」といっぱいいっぱい考えてしまう。
そのときに首に力が・・・
リラックスした状態・・・
本当に難しい。