永遠の17歳
やっほお!ついに誕生日本番だ。
最近、何かと低迷している今日この頃。
誕生日を機会にいっちょ運気を盛り上げようではないか!
今日の目的。
誕生日らしくいくつか自分の好きなことをしてみよう!
まず、ある芝居を観にいく。
様々な事柄の進行状況次第で行けるかどうか分からなかったのでチケットを取っていなかった。
当日券目当てで劇場へ。
すると結構な列が!
すでに満席。
しつこくキャンセルが出るのを待ったが結局、劇場には入れてもらえず。
よほど特殊な公演(宝塚の千秋楽とか人気劇団の解散公演とか)でない限り、大体、劇場まで行けば立ち見でもなんでもなんとか観ることができると思っていたのでかなりショックだった。
前に並んでいた人は、毎日のように来ているのに入れないとこぼしていた。
そんなに人気がある公演だとは思っていなかった。
しかし、それだけ劇場に足を運ぶ人がいるというのはいいことだ。
日本の演劇界もそうやってどんどん栄えていくのだ。
まあ、誕生日だからといってつきが回るわけでもなし・・・
気を取り直して、喫茶店に入り2人分くらいの大きなイチゴのパフェを注文する。
生クリームたっぷり、いちごがいっぱい!
わあ!わくわくする。
食べるまでは・・・
でも、なんかもう、こういうのって恋愛と一緒で食べるまでが楽しいのである。
メニューを見て注文してそれが出てくる瞬間までは・・・
アルバイト明けの疲れた体にうまく生クリームが染みわたらない。
だんだん味がしなくなって、げんなりしてしまった。
そもそもこんなの一人で食べてもさあ・・・
昔、本で恋人を本当に好きかどうかを試すには、恋人にプリンかなにかをスプーンで口元で運んでもらうといい、と書いてあった。
それがおいしいと感じられれば、彼のことを好きなのだという証だそうな。
その食べ物がおいしいかどうかというのは食べる環境にも大いに影響するのではなかろうか。
両親に電話したが、案の定、私の誕生日を覚えていてはくれなかった。
父親に至っては全然違う年齢を言われる。
まったく。
妹に電話したら「お姉ちゃんも私の誕生日を覚えていてくれなかった」と憤慨される。
あれ?そうだっけ?ごめん。
「もっと部屋をきれいにしたほうがいい」
「友達を作れ」といつものように説教をされて、電話を切る。
まあ、そんなこんなと書いているうちに日付が過ぎてしまいました。
またもや「誕生日じゃない日、おめでとう!」
それにしても・・・盛り上がったのかしら・・・