ダイエットと・・・

 またか、と言われるかもしれないが、ダイエットをしている。
 
 そういえば「スーパー・サイズ・ミー」という映画を観たことがある。
 監督自ら一ヶ月ハンバーガーを食べ続けて、その危険性を訴えるという試みのドキュメンタリー映画
 その中で、食生活というのは人間にとって、体だけでなく精神をも司るのだということがよく描かれている。

 例えば、アメリカの学校では自動販売機のジュースを全部水にしたところ、問題が減り学力が上がったという。
 監督はハンバーガーを食べ続けることで、体が蝕まれるのはもちろんのこと、どんどん無気力でいらいらした状態になっていく。 
 変な食生活を送っている人には是非観て欲しい。

 
 ダイエットだといって同じものばかり食べ続けたり、絶食したりするのは結局精神を蝕んでいるのである。
 私は「野菜、海草、肉、魚、貝、油、卵、乳製品、豆」をバランスよく食べることによって、心身の健康を保っている。
 (昔、とあるエステで習った)
 なんつって、そこまで優等生にはなかなかできないのですが。

 それにしても、前述の映画は泣けた。
 監督が体を壊していく姿を見て、「心配だ」と言う恋人。
 「いざとなったら私の内臓をあげるわ」と電話で言う母親。
 監督を心から案じる家族らの気持ちが実に生々しく伝わってきた。
 
 
 私も、うまく食生活が送れているときと、甘いものばかり手を出してしまうときとの精神状態、脳の働きがまったく違うことを肌で感じられる。
 忙しい時にも、なるべく栄養を取り、自分で自分の体を守っていきたい。

 
 今日はASCの研究所のレッスン。
 菊池先生のレッスンでは「コミュニケーションの希薄な現代人」「命の尊さ」「想像力の貧困な現代人といじめ」などなど重いテーマが話題になる。
 
 そんな時代での芝居の役割は大きい。
ジュリアス・シーザー」をやる意味は大きく重い。