「役者魂!」の自分のブログについての考察

 「役者魂!」にしっかり反論せよ、との彩乃木さんからのお言葉。

 だが、いつの間にか私はいろいろなことに麻痺してしまっているのかもしれない。
 こういった内幕ものが描かれたものについて、芸能界だけでなく看護士、美容師等その職業の人から見たら、おかしいものはいくらでもあるのではないだろうかと思っていたのだ。
 そういうものが普通にまかりとおっているのだから、「ドラマ」は「ドラマ」として観るのが良いのではないかという気がしていたのだ。
  
 たとえば、芸能界でいえば演劇経験のほとんどない主人公が舞台の主役の演技を見ているだけで覚え、本番急に病気になった本役の代わりにみごと本番の舞台を務めるとか、ありがちな展開だ。

 一般の人がそれで楽しめるなら、いちいち目くじら立ててもしょうがないのではないかと、このドラマだけではなくあらゆるものごとに関してそういう見方で見ていた気がする。

 批評を書くときはなるべくいいところを見つけて書きたい。

 
 しかし、彩乃木さんのブログを読んで、「それでは、駄目だ」と殴られたような気分になった。
 私は、いつの間にか「シェイクスピア演劇」の将来にも関わる重大な駄目さも、容認していたのだろうか。
 今後、厳しく自分の態度をあらためたい。
 発表してしまったものは仕方がないので、次回より自分の見方を変えていきたい。