雨の日に考える
今日は、大変な雨だった。
大雨と共にとてつもない強風。
傘とともに飛ばされそうになる。
テレビのニュースでは大雨での各地の被害を続々と伝えている。
さて、こんな日に人は何をしているか。
私はというと、日舞の先生が出演する発表会を観にいった。(ちょっとだけお手伝いも)
平日(例年は土日らしい)、12時開演、豪雨と強風・・・
お客様はほとんどこないだろうという関係者の「よみ」に反し、なかなかの盛況だった。
会場は先着200名様に粗品(あられ)を用意していたが、瞬く間になくなっていた。
さすがに超満員とはいかなかったが、客席はまずまず埋まっていた。
隣の大ホールでは「都はるみコンサート」をやっていた。
こちらは早い時間から年配のお客さんが雨の中満員のバスに乗り、会場の前で長蛇の列を作っていた。
先生の舞は素晴らしかった。
踊りの中に神聖なものが感じられる舞いだった。
「ちょっと踊らないとすぐ忘れるからねえ」
帰りの電車の中でそんなふうにおっしゃっていた。
こんな雨の中でも来てもらえるような・・・
そして、積み重ねた技術を見せられるような・・・
そんな俳優になりたい。