プレリハーサルが終わって
9月27日、28日、29日のプレリハ、そして、30日のDM作業がようやく終わった。
しばらく、ブログを書かなかったのは、ここのところいろいろあり家に着いた瞬間気を失っていたからだ。
29日は個人的にASCの先輩勝木さんの家に泊まりに行った。
もちろん「ジュリアス・シーザー」の自主練のためだ。
私の場合、特に台本を読むとアクセントに京都訛りが出るので第三者に聞いてもらって、なおしてもらっていた。
古代ローマは京都弁で話していたという設定に変わらないだろうか。
ぶつぶつぶつ・・・
というのは、まあ、一部で、大半は女の子だけの秘密の会話をしていた。
秘密なのでここには書かない。
知りたい?
教えてあげない(ハート)
さて、プレリハだが28日は一日台本の解釈。
そして、29日は一部、実際に立って場面を作ってみようということになった。
28日も29日も次々と出る活発な意見というわけにはいかなかった。
彩乃木先生の問いかけに対する幾度となく続く沈黙・・・
台本の読みが浅い、勉強不足等いろいろ理由は考えられる。
しかし、一番の理由は彩乃木先生が途中で言った「みんな優等生になろうとしている」。
みんな一緒にしてはいけないかもしれないが、わたしたちは多かれ少なかれ、
小学校、いや幼稚園の頃から「間違ってはいけない」
変なことを言うとみんなから疎外される、
という刷り込みを受けて育ってきた。
集団の中で一番怖いのは誰も自分に話しかけてくれないことだ。
無難なことを言っていれば、仲間はずれにされなくてすむ。
しかし、芝居を作るうえではそんなことは言っていられない。
誰も思いつかないようなことをやらないとおもしろくない。
「正解などない」のだから。
怖がらず、いろいろなことを試してみなければ。
考えてみればこんなにいろいろな可能性を試せる仕事はなかなかないだろう。
そんなことを学んだ4日間。
きっと誰も観たこともないような可能性を持った「ジュリアス・シーザー」が12月に上演されること間違いなしです。