松たか子と共演?!

 ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)
 「ブレイブ・ストーリー」というアニメ映画を観る。
 ファンタジーが苦手な私だが、人づてに以前一緒に演劇を学んだことのある仲間たちが出ていると聞いたからだ。
 「たち」というのは、随分たくさんの人が出ていると聞いた。
 
 鳥?たちや、町の人たちの一言一句を聞き逃すまいと必死で見た。(聞いた?)
 これかな?これかな?と思いつつ見たが、結局よく分からなかった。
 ごめん。
 おそらく命をかけたひとこと、ふたことであったろうに。
 多分あそこに出てた?


 誰か「出てるよ」と教えてくれればいいのに。
 なんといっても、松たか子と共演だ。
 すごいことだ。
 
 「ブレイブ・ストーリー」は宮部みゆきさん原作のファンタジー映画だ。
 少年が異次元のできごとを通して成長していく、愛と感動の物語。
 主人公と友達の家庭環境が少々ハード(特に友達は・・・)なことをのぞけば、安心して観ていられる作品だ。
 主人公や、友達が「もう一人の自分」と戦う場面は不覚にも涙してしまった。
「本当は自分さえ助かればいいんだ」など、嫌なことを考える見たくないもう一人の自分。
 しかし、そんな嫌な自分でも殺してしまっては、自分自身を殺すことになる。
 理解し、受け入れることが大事なのだ。
 勉強になるなあ。


 とにかく絵がきれい。
 昨今のアニメは皆そうだが、別世界を細部の隅々まで吸い込まれそうなくらい丹念に描かれている。
 また、声優陣がとても豪華。
 松たか子大泉洋常盤貴子柴田理恵等、小さい役でも役のイメージに合わせた俳優さんが出演している。
 最近は有名な俳優さんを声に使うことで売り出している映画が増えている。
 正直、違和感はなくはなかった。
 ところどころ言葉が聞き取りにくく、イメージがわきにくい部分もあった。

 俳優さん本人のイメージとキャラクターのイメージの一致を専攻させたのだろう。
 これからもこういう形が主流になっていくのだろうか。 
 
 さて、本をえらそうに載せているがまだ読んでいない。
 ファンタジーを読むのは気合がいる。
 本好きの私でもとても苦手な分野だ。
 だいたい5巻以上あり、最初の一巻は世界観と人物紹介で終わる。
 最初はたいした事件が起きない。
 だいたいこの辺でくじける。
 私には世界観を理解することがとても困難なことだ。
 魔法?え?呪文?なんじゃそら。
 でも、はまったら大変なことになるかもしれない。
 ちょっと挑戦してみようかな。
 
 
 今日カレーを作った。
 こってり甘めに隠し味をつけたバーモンドカレー。
 おいしくできてご機嫌です。
 でも、当分ご飯はカレーです。