水の波動

 昨日のレッスンで彩乃木先生は水の波動についての話をされた。
 驚いた。
 ちょうど、前の日にそういったことをテーマにした映画「ストーンエイジ」を観たばかりだからだ。
 なんと、今日行ったボイストレーニングの先生の部屋にも水の波動に関する本があった。
 
 なんだか水の波動に呼ばれているような気がする。
 
 水の結晶は「ありがとう」など美しい言葉をかけると美しい結晶ができる。「ばかやろう」など醜い言葉をかけるとやはり醜い結晶になってしまうという。
 
 「ストーンエイジ」の映画にも水に「ありがとう」と声をかけて飲む登場人物が出てくる。
 また、二つのご飯を用意し、ひとつには毎日「かわいいね」など美しい言葉をかけ、もう一方には「ばかやろう」など醜い言葉をかける、という実験をしていた。
 腐り方が明らかに美しい言葉をかけた方が遅かった。

 人間の体内のほとんどが水でできている。
 だから、人間も「ありがとう」の一言で変われる。
 そういうメッセージの映画だった。

 ポレポレ東中野という映画館で上演されている。
 文学座白鳥哲さんという方が、監督されたものだ。
 白鳥さんを知っている友人によると、白鳥さんは、そこにいらっしゃるだけでマイナスイオンに溢れた方で、お会いしただけで「癒される」気分になるそうだ。
 是非、お勧めの「癒し」の映画です。



 昨日の彩乃木先生のレッスンでは「自分は変われる」ということに自信が持てた。
 「前回の公演の反省と今後の課題」をテーマにした作文を発表した。
 その中で、私は前に行っていた養成所では、演劇公演のスタッフワーク等では「使えない人」と思われていた、と書いた。
 しかし、先生に「今回の公演で大西を使えないやつだと思った人なんかいないよ」
 と言ってもらえた。 
 ずっと自分に自信がなくてびくびくしていた。
 自信がないからどんな役割にもなかなか立候補できず、やっと任されても失敗ばかりしていた。 
 
 でも、やっとなんとかここで念願の「使える人間」になったのだ。
 
 私は必ずもっと変われる。

 きっと「美しく立てる」ようになるし「自在に標準語で話せる」ようになれる。
 さあ、楽しくなってきた。

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