足を引っぱる、いや引きずる・・・

 「オセロー」の準備と共に夏公演「アンダンテ」の準備も進めなくてはならない。
 これは想像以上に大変だ!
  
 しかし、困ったときには助けてくれる友がいる
 ちらしの裏のデザインは友人がやってくれることになった。
 印刷に至っては、ある近くて遠い人(秘密)がやってくれることになった。
 ありがとう!


 よし、これで安泰と思ってほっとしたら・・・
 そうだよ、解説は誰が書くんだよ。
 はい、これから書きます。


 今日は、とてもいい役の代役をやる。
 いつかやりたい!とあこがれていた役だ。
 しかし、想像以上に難しく、一歩動くだけでも怒られる。
 いや、台詞を聞いているだけで怒られる。
 なんか見てるだけで怒られる。
 いや、もう舞台にいるだけで怒られる。 
 ついに、「代役だしまあいいや」と見なかったことにされてしまう。
 そんな・・・

  
 彩乃木さんが手本を見せてくれる。
 集中して見る。
 さあ、と自分が入ろうと思ったら、集中して見すぎて足がしびれて動けない。
 なんか足を引きずった「変な人」が出てきてしまった。
 ところが、「足がしびれていないときとたいして変わらないよ」
 と言われる。
 どっちにしろ「変な人」・・・


 今日は新しく入ってきたフレッシュな小堀弥恵さん(19歳、若い、元気)も見学に来てくれたので緊張していた。
 先輩らしいことをしようと思って気負いすぎた。 
 きっとそうなのだ。

 
 早く「普通の人」になりたい。
 

 新人チームはとにかく時間との勝負だ。
 明日から時間を延長して、稽古に励むことになった。
 やばい、足を引っ張っている、いや、引きずっている・・・
 がんばってついて行くぞ。