心の聖地
私は西荻窪が大好きだ。
何かが終わってほっとした瞬間や癒されたい時は必ず訪れる。
何がいいって食べ物がとにかくおししい。
以前、妹は「キャロット」というステーキ屋さんの真向かいに住んでいた。
ここは、1500円以内でステーキとエビフライ、ステーキとハンバーグなど恐ろしく量の多いセットが食べられる。
全て味噌汁、ご飯、コーヒー付き。
友人と一緒に来た時、彼女は「5000円のステーキを食べたときよりおいしい」と言っていた。
肉のおいしさというものが味わえる。
でも、ここは一人ではちょっと。
何しろ、雨の日も雪の日も長い長い列ができているし・・・
西荻窪の喫茶店が好きだ。
「それいゆ」という喫茶店。
レトロな雰囲気。
ショーウインドウには大ぶりのケーキ、焼きりんごなどがいつもづらりと並んでいる。
ダイエット中でも、つい頼みたくなる。
ホットショコラを頼むと大きめのご飯茶碗のようなカップに入って出てきた。
別添えでマシュマロが・・・
「物豆奇」
古い掛け時計が壁一面に飾ってある。
ランプもこれでもかと天井から吊られている。
一人でぼおっとしたいときにはうってつけ。
コーヒーとともに菓子を頼むと小さなスポンジケーキのようなものが出てきてこれが、もう美味。
なぜかいつも読みたい本が見つかる本屋さん。
5000円の食パンが売っているパン屋さん。
口の中でふわふわと消えてしまう不思議なジェラートを売っているアイスクリーム屋さん。
第二日曜日には朝市で羊肉やその場で焼いてくれるオムレツが食べられる「こけしや」
なんて楽しい場所だろう。
西荻窪は新興宗教の発祥の地にもなっているらしい。
あやしい場所も結構ある。
アンティーク店の聖地でもある。
かえるの形の香水ビンを買ったことがある。
青い不思議な色合いでいつまでも眺めていたくなる・・・
さて、この一見芝居とは何の関係もなさそうなブログだが、これはほんの布石で後々芝居に大きく関わってくる・・・かも・・・
関わらない・・・かも。