巻き舌研究、その他徒然なるままに・・・

 私は巻き舌ができない。
 小学校の頃、流行って遊びで練習していたが、やはりできなかった。
 高校生のころ英語の先生が、
「声楽を勉強している娘は自転車に乗って通学するときに、やっていたらできるようになった」
とおっしゃっていた。
 その言葉は随分励みになり、通学中はよくやっていた。
 やはり、できるようにならなかった。
 しかし、小学校からの戦いだから都合10年以上格闘している頃になる。


 いろいろな人にこつを教わるができるようにならない。
 できる人の言うことナンバーワンは、
「考えなくてもできた」
 最初からできなくて、できるようになった人の言うことナンバーワンは、
「やっていたら、自然にできるようになった」

 自然に!自然に?


 このたびASCの研究所に入り、「どうしてもできなくてはならない」理由が生じた。
 なので、あらためて4月から格闘しているのだが。

 ASCの先輩、野口さんに教わったのは、
「濁点の後に言うとやりやすい」とのこと。
 例えば、
「ばら」「だりあ」
 等・・・

 もはや、「薔薇がばらばら薔薇ダリア」
 は、私の口癖だ。   
 一人のときはしょっちゅう言っている。
 気がついたら電車の中や喫茶店でも言っていた。
 あやしい。

 
 しかし、一人でやっているとどうも全く違う方向で練習しているらしいことに最近気がついた。
 一人で何日か練習して、その後、巻き舌ができる人がやっているのを聞くと毎回!「巻き舌ってこういうことなのか」という新鮮な感動と、自分との差に落胆せしめられる。
 いい加減学びたい。
  
 ようするに、耳と記憶力が悪いのだ。
 うう。

 
 今日もある方に教わってきた。
 その方も最初からできる人の一人だ。
 その方曰く「イタリア語の先生ができない人はできない、と言っていた」とのこと。
 じゃあ、だめじゃん。


 まあ、気を取り直して教わる。
 教わったことによると、私の場合だが、
 
ポイント1、歯茎と歯茎の間を開ける。
ポイント2、息を流す。
ポイント3、「ら」と言おうとしない。
ポイント4、舌先を歯茎につけようとしない。

 備考、イタリア映画を観て研究する。
    「ブラボー」など真似して言ってみる。
    笛の練習などをしてなるべく舌を使うようにするといいかも。

    
 ずらずらとポイントを書き連ねたが、私も未だできないので参考になるかどうか・・・
 こうして、ブログを書いている間もやっているのだが。
 
 
 それにしても、できないことというのは案外「ネタ」になるものだ。
 そんなことを「ネタ」にして喜んでいるのは私だけだろうか。
 しかし、最初からできることより、できないことと格闘する姿を描くほうがより感動的で共感を呼ぶ文章になるのではないか。
 この「巻き舌」の全くできないところから、徐々に這い上がっていく姿をスポーツドラマのような感動的なものにしていきたい。

 
 例えば、倒れこむ私。
「コーチ、もう舌が動きません」
 そこに、かっこいい先生が、
「甘えるな、お前の舌はそんなやわなものじゃない。立て、立つんだ」
 うふふふ・・・ああ、これ以上はここでは書けない。
  
  
 「巻き舌研究」は不定期に連載予定。
 この後「ウインク研究」「ダンス研究」「格闘技研究」等、私の苦手な事柄が連載される予定。予定は未定。

 
 ところで、今日都合6回電車を乗り換えたが、全部私の目の前でドアが閉まった。
 まったく・・・
 小学校の頃読んだ占いの本で、
「目の前の信号が青ならラッキー、赤ならアンラッキー」
 などという、非常にいい加減なことが書かれていた。
 99パーセントくらい「赤」な私はひどく落ち込んだものだ。
 みんなどうなの?
 そういえば、能條純一さんの「月下の棋士」という漫画で、天才棋士が「自分は神に選ばれた男だから、絶対事故に遭わない」とかいうようなことを言って、いつも信号無視していたなあ。
 でも、きっとアンラッキーの方がブログのネタにはなるだろう。


 全然関係ないが、最近自分が無類のじゃがいも好きということに気がついた。
 あるお惣菜やさんで
「ポテトコロッケ」「肉じゃが」「ポテトサラダ」
 を、何の矛盾も感じずに選んで買っていた。
 ポテトチップスもポテトフライも大好きだ。
 それと牛乳があれば、最高!
 ちなみに「油・じゃがいも・乳製品」は大変太る組み合わせらしい。
 私の好きなものは全部、ほぼ100パーセント太るものばかりだ。
 だから、食べ物はいつも、どこかの部分で我慢して選んでいる。
 哀れよのう。
 まあ、これもブログのネタになるから・・・

 それにしても、ブログのネタになるために生きているのか自分?