愛について考える

 先日の箱根の件に関しての彼とのやり取り、そして、彩乃木先生のコメントには深く考えさせるものがありました。
 
 あの時は実を言うと、彼の対応に「ちょっと引っかかった」くらいの感じで書いたのですが・・・

 

 感性云々の部分は自分ではよく分かりません。
 私はいつでもブログを楽しみながらも、真剣に書いているので、おもしろいことを書いて自分の問題を避けたりしているつもりは毛頭ないです。
 ただ、私の書く文章でそういう風に取られるのなら、私の文章力のなさや人間性の未熟ゆえのことだと思います。



 実は彼とつきあい始めたとき、あるお世話になっている人に付き合うことを反対されました。
 理由としては、彼が将来俳優としてどうなりたいかがよく分からない。
        彼が養成所(私が前に行っていたところ)に通い続ける理由がよく分からない。
        したがって、彼と付き合って私が俳優修行をするうえで、なんらかのメリットがあるとは思えない。


 しかし、「愛」とは自分に何かメリットがあるとか考えて起こる感情なのでしょうか?
 彼の将来についての考え方や価値観についても、今ある彼を「愛しい」と思う感情とはどうにもつながらないような気がしました。
 
 
 私は、彼の「優しさ」と「愛情」を信じて彼とつきあっています。
 正直、価値観云々、他のことはどうでもいいと思っています。
 したがって、その人がぶつけたような疑問を彼に投げかけたことは一度もありません。


 しかし、このままでいいのでしょうか?



 実は昨日、彩乃木先生のブログのコメントにコメントしてから(ややこしい)
 黒雲のような疑念が私の頭の中に沸き起こってきました。
 

 彼は本当に冗談で「ASCを休め」と言ったのだろうか。
 

 いや、このことだけじゃありません。私は幾度も似たような疑問を抱きつつ、確かに向き合うのを避けてきたかもしれません。
 

 彼とはもう雲をつかむような「愛」という感情だけではやっていけない段階に来ているのかもしれません。

 
 しかし、一方ではこう考えている自分もいます。

 互いに高めあう関係ってなんでしょう?
 彼は私に優しくて、一緒にいると楽しくて・・・それだけじゃ駄目なんですか?

 
 また、一方では駄目なことが分かっている自分もいます。
 実は、かなり仲の良い友達にも彼と付き合っていることを言っていません。
 彼と世間に向かって公表できるようなちゃんとした関係が築けていないことが分かっているからです。 
 
  
 昨日まで、「一秒でも彼と離れるのは嫌」と感情的に思っていた自分がいるのに
 今日はなんだかとても冷静です。

 
 いったい自分はどうしたいのでしょうか?


 引き裂かれそうな自分を抱えて眠れそうにもありません。