ついに出演する。

 「メジャーフォーメジャー 尺には尺を」の千秋楽から随分経ってしまった。

 先日の日曜日、ASC研究センターの菊池先生の稽古でついに「尺には尺を」に出演できた。フロス、ポンピーを捕らえるてくる本番の舞台には出演しなかった役人たちの役だ。
 台詞はない。
 だが、一ヶ月ほどずっと稽古を見てきた舞台だ。こういう形でも出演?できて感無量だった。
 
 この場面は劇の中のギャグ的なシーン。途中でみんなでこけてみたり、吉本喜劇のよう。
菊池先生に「役人たちがおもしろいねえ」と言われてとてもうれしかった。
「最初はこういう台詞のない役でスタートするのがいいのかもね」とも。
 
 小さな役かもしれないが、工夫しだいですごくおもしろくなりそうだ。どうやったらおもしろくなるのか・・・考えるだけでわくわくするが、なかなか思いつかなくて苦しい。

 入学したときの作文で舞台に立てるようになるまで「まず釘一本からはじめたい」と書いた。
 出番は少ないかもしれないが、こういう役をきちんとこなせる「釘一本」に、私はなりたい。