変容していく舞台

・稽古場日誌
 今日から立ち稽古が始まった。
 最初の場面は、大人数が登場する華々しい場面になりそうだ。
 彩乃木さんの演出のもと、様々に動いて、最高の見せ方を作っていく。
 そのたび、舞台はいろいろな顔に変容していく。
 こうして、現代に古代ローマが立ち上がっていくのだ!
 すごい!


・個人日記
 今日から立ち稽古だと分かっていたので、動きを撮れるようビデオカメラを持っていった。
 はりきってセットする。
 しかし、少し目を離したすきにあろうことか、三脚の上からカメラごとダイブして激しく床に落ちた。
 それきり、カメラは少しも動かなくなった。
 その場にいた人たちからは是非ネタにしようと言われたが、私は恥ずかしくなりそそくさとカメラと三脚をしまった。
 明日修理に出す予定だ。
 ものすごく幸先の悪いスタートだ。

 今日は、私は途中からシーザー暗殺者の一人の代役をやる。
 台詞はなかったが、くるっと回るシーンで転びそうになったり、シャーペンを飛ばしたり・・・
 体ががちがちだったので、ロボットみたいな歩き方をしていたと思う。
 カメラで撮れなかったことがつくづく残念だ。
 
 はあ・・・先が思いやられる・・・